農林水産省は12月11日、「TPP11協定に基づく国家貿易による米麦等の輸入について」と題し、ホームページで情報提供を開始した。12月30日の「包括的及び先進的な環太平洋パートナーシップ協定」(TPP11協定の発効に伴うもの。米麦関連では、米・麦・調製品のTPP11国別枠(豪州)について整理。2019年3月31日までは、現行の米のSBS入札資格、麦のSBS区分Ⅱ(コンテナ)入札資格があれば、そのままTPP11国別枠のSBS入札に参加できるが、2019年4月1日以降の参加には申請が必要となる。なお、2019年3月末はSBS入札参加資格の一斉更新のタイミング。

〈米〉SBS方式で豪州枠の米穀・米穀の加工品・調製品の国家貿易品目を一体的に運用する。2019年4月1日以降は、△現行のWTO枠・10万t(輸入米穀等の特別売買契約《ガット・ウルグアイラウンド農業合意に基づき米穀を輸入しようとする場合》)、△TPP11国別枠・豪州0.6万t(輸入米国等の特別売買契約《環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定に基づき売国等を輸入しようとする場合》)――の2種類にSBS入札資格を分ける。現行のWTO枠の申請時期は2019年1月22日~31日。TPP11国別枠の申請時期は2018年12月17日~26日。この期間以外も随時申請を受け付ける。

〈麦〉SBS方式にて、小麦は国別枠(豪州・カナダ)、大麦はTPP枠、小麦・大麦の加工品・調製品の国家貿易品目はTPP枠を設定して輸入・販売を行う。2019年4月1日以降は、現行のSBS区分Ⅰ(バラ)、SBS区分Ⅱ(コンテナ)、飼料用麦に加え、麦加工品・調製品の入札参加者のため、△輸入麦の特別売買契約(麦加工品・調製品を国際海上コンテナに積載する方法により輸入する場合)の資格を設定。資格の申請時期は2018年12月17日~26日。現行の資格の申請時期は2019年1月22日~31日。この期間以外も随時申請を受け付ける。

米・麦とも入札情報は同省ホームページの「輸入米麦入札関連資料」(http://www.maff.go.jp/j/seisan/boueki/nyusatu/index.html)に随時掲載される。

〈米麦日報 2018年12月13日付より〉