㈱SBI証券(東京都港区、髙村正人社長)とeワラント証券㈱(東京都目黒区、八木隆二社長)は21日、コメ先物の証券化金融商品「コメeワラント」の発売を開始する。

大阪堂島商品取引所(岡本安明理事長)のコメ先物のうち「新潟コシ」価格と概ね連動するコメ先物リンク債を原資産に、個人投資家向けとして発売するもの。堂島商取がザラバに移行したからこそ実現した商品で、SBI証券とeワラント証券は、ともにマーケットメイカーとして、言わば先物市場と個人投資家の間に立つ。このため「コメeワラント」には、個人投資家が1万円以下の少額資金からコメ先物に参加できる、追い証がなく最大損失が投資原本に限定される、現物受渡を伴わない――などのメリットがある。「コメeワラント」の発売開始によって、堂島商取では、「本所市場とのヘッジ取引が活発に行われ、本所市場の流動性が高まることが期待される。また本所と金融市場との連携が一層深まることにより、コメ先物市場の産業インフラとしての利便性向上につながることは、我が国農業にとっても大変有意義なことと考えている」としている。

〈米麦日報 2019年1月21日付〉