大神神社「卜定祭」、2018年度産三輪素麺に4年ぶりの「高値」

奈良県三輪素麺工業協同組合(奈良県桜井市、池側義嗣理事長)は5日、奈良県桜井市の大神神社で三輪素麺の初値を占う「卜定祭(ぼくじょうさい)」を開催した。占いの結果、2018年度産三輪素麺「誉(ほまれ)」(18kg木箱)の初相場は「高値」(11,000円)となった。昨年の「中値」より100円高く、「高値」が出るのは4年ぶりとなった。

池側理事長は直会で、「今年の卜定は高値のお告げとなった。昨年は中値だったが、梅雨明けから猛暑が続き、消費が増えたというまずまずの年だった。今年の商戦も始まっている。いのししのごとく、猪突猛進で突き進んでいきたい」と挨拶した。

〈米麦日報 2019年2月7日付〉