昭和産業(株)(新妻一彦社長)は5月9日、2019年3月期決算を公表した。製粉・油脂・糖質などの主要事業が堅調で増収増益となった。連結ベースでは、売上高2,559億500万円(前期比9.8%増)、営業利益84億4,300万円(28.8%増)、経常利益97億8,600万円(26.5%増)、当期純利益72億5,400万円(48.3%増)。これらの業績を勘案し、期末配当を1株当たり10円増配(前期25円)し35円とし、年間60円とすることを決議している。本紙「米麦日報」関連セグメント別概況は次の通り。

〈製粉事業〉
売上高831億4,800万円(27.9%増)、営業利益30億900万円(26.6%増)。業務用小麦粉は、日本麺用、菓子用小麦粉を中心に拡販を行い、前期を上回った。業務用プレミックスの販売数量も前年を上回った。ふすまの販売数量は前年を下回った。2018年4月からガーデンベーカリー(株)を連結子会社化したこともあり、売上げ・利益とも前年を上回った。

〈油脂食品事業〉
売上高804億8,700万円(3.8%増)、営業利益41億9,500万円(91.9%増)。業務用では、油脂と食材(ミックス・パスタ)のシナジー効果を生かした課題解決型営業を展開し、業務用油脂・食材の販売数量は前年を上回った。家庭用では、食用油でオリーブオイルが大きく伸長し前年を上回った。家庭用プレミックスでは、お好み焼粉類が好調だったが、天ぷら粉類・ホットケーキミックス類が苦戦した。

〈米麦日報 2019年5月10日付〉