農林水産省は8月30日、令和元年産水稲の8月15日現在作柄概況を公表した。関東を除く東日本が「やや良」、四国・九州が「やや不良」と、総じて「東高西低」の作柄となっている。

西南暖地を除いた全国早場19道県は、指数でなく字句による作柄表現。残る遅場27都府県では生育状況にとどまっている。このうち早場地帯では、「田植期以降概ね天候に恵まれ、7月上中旬は低温・日照不足傾向となったものの、7月下旬以降天候が回復したことから、全籾数が平年以上に確保されると見込まれ、登熟も順調に推移している」とし、「作柄の良否」は北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、新潟、富山、石川の10道県が「やや良」、茨城、栃木、福井、長野、滋賀、鳥取、島根の7県が「平年並み」、千葉、三重の2県が「やや不良」となった。

遅場地帯(沖縄を除く27都府県)は、「田植期以降おおむね天候に恵まれたなかで、一部地域では7月上中旬の低温・日照不足傾向の影響も見込まれる」ことから、埼玉、東京、山梨、岐阜、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、岡山、広島、山口、愛媛、高知(普通期)、福岡、熊本の18都府県で「平年並み」、群馬、神奈川、徳島(普通期)、香川、佐賀、長崎、大分、宮崎(普通期)、鹿児島(普通期)の9県で「やや不良」となった。

一方、この段階で作況指数まで公表される西南暖地は、徳島98、高知96、宮崎98、鹿児島98、いずれも「やや不良」、沖縄(第1期)に至っては作況指数92の「不良」となっている。
令和元年産水稲の8月15日現在作柄概況

〈米麦日報 2019年9月2日付〉