シマダヤ(株)(木下紀夫社長)は2月4日、2020年春夏新商品・改良商品発表会を開いた。業務用冷凍麺市場へ機能性表示食品『冷凍「健美麺」食後の血糖値上昇を抑える稲庭風細うどん』の投入、「流水麺」の冷し中華の抜本的改良やパスタの新発売などを発表した。

〈冷凍「健美麺」食後の血糖値上昇を抑える稲庭風細うどん〉
2019年秋の家庭用チルド麺市場初となる機能性表示食品の投入に続き、業務用冷凍麺市場で機能性表示食品を発売する。機能性関与成分は海藻由来の成分(アルギン酸Ca)。4月1日発売。

〈「流水麺」の改良〉
△冷し中華=麺の品質を改良。「賞味期間は10日間のセミLLタイプのまま、のどごしのなめらかさとコシ・弾力の飛躍的な向上を行った」。醤油味、ごまだれ味の2品。4月1日発売。
△ゆであげ生パスタ=水でほぐしてソースをかけるだけの冷製パスタ。「従来のチルド麺ユーザー以外のユーザーの取り込みを図る」。たらこソース味、バジルソース味の2品。3月1日発売。
△1食素材タイプの開発=「1食素材タイプの発売により、既存のチャネル以外の取り扱いも広げていきたい」。そば、そうめんの2品。4月1日発売。
△素材2人前のパッケージ改良=そばは緑色、うどんは青色、稲庭風細うどんは水色、そうめんは紫色と、アイテムカラーを見直し、各アイテムの店頭での視認性を高めた。
「流水麺」ゆであげ生パスタ バジルソース味

「流水麺」ゆであげ生パスタ バジルソース味

〈「健美麺」ブランドの育成〉
△「健美麺」食後の血糖値上昇を抑える焼そばの新発売=秋冬ではうどん、そば、中華めんの3品で展開し、春夏では中華めんではなく「焼そば」を投入する。3月1日発売。
△「健美麺」塩分40%カットめんつゆの改良=つけつゆ、かけつゆの温冷兼用のつゆへ改良した。3月1日発売。
 
〈「鉄板麺」焼ナポリタン味〉
好調な販売が続く「鉄板麺」シリーズへ焼ナポリタン味を投入。都内の有名店の味を参考にし、味を作り上げた。もちもちの太麺と、トマトのコクとウスターソースの香りを活かした液体ソースが特徴。2月24日発売。
 
〈門前茶屋「深大寺」生そばつゆ付〉
同社は「深大寺」の認証を受け、生そばを販売してきた。今回は温冷兼用のつゆ付商品を投入。鰹だしを聞かせた味わいが特徴だ。3月1日発売。
 
〈鶏白湯まぜそば〉
気候変動に強いカテゴリーの強化を目的に開発。「もみ打ち」麺と鶏油の効いたタレを混ぜて食べる中華そば。「今のまぜ麺は男性向けの刺激の強い味わいが多いが、味付はどちらかというと女性を意識した。2019年7月は盛夏に伸びる商品が苦戦したが、こうした比較的気候変動に左右されない商品も投入していく」。2月24日発売。

「鶏白湯まぜそば」

「鶏白湯まぜそば」

〈プラスチックトレー使用量の削減〉
「恵比寿」、「揚州商人」、「もみ打ち」、「時計台」などに使用するトレーを改良。薄肉化により、従来のトレーよりもプラスチック使用量を約30%削減した。
 
〈冷凍「健美麺」のマルチパッケージ化〉
縦に陳列しても横に陳列してもデザインの見える、マルチパッケージに改良。
 
〈学校給食用商品の開発〉
給食の食塩摂取基準の引き下げに対応し、食塩ゼロの冷凍うどん、冷凍ラーメンを開発。4月1日発売。
 
〈「真打」極細ストレート中華めん200〉
とんこつラーメンに向く、白くて真っ直ぐな極細タイプの中華麺。生ラーメンのような食感を実現した。湯煎解凍調理で省オペレーション化に貢献する。3月2日発売。
 
〈「真打」北海道産小麦粉使用 太打ち ちぢれ中華めん200〉
北海道産「ゆめちから」使用の黄色味が特徴の中華麺。5月1日発売。
 
〈米麦日報2020年2月19日付〉