国内最大手米穀卸である(株)神明ホールディングス(兵庫県神戸市、藤尾益雄社長)は3月2日、もやしをはじめとした野菜の製造販売会社である名水美人ファクトリー(株)(大分県竹田市、若狹二郎社長)の複数の株主との間で株式譲渡契約を締結、完全子会社化すると発表した。

名水美人ファクトリー(株)は、1990年(平成2年)設立。もやしの水耕栽培・販売、(カット)野菜の加工・販売を行っており、(株)神明HDでは「当社の顧客基盤を活用して、関西をはじめとしたより広域なエリアへの名水美人ファクトリー(株)の商品供給に貢献するほか、当社グループ会社との協働により、『世界一のもやし&野菜カンパニーへ』という名水美人ファクトリー(株)のビジョン実現に向けて、ともに取り組んでいく」としている。

複数の株主との株式譲渡契約を6日までに完了する運び。(株)神明HDが49%の株式を保有している(株)雪国まいたけ(新潟県南魚沼市、足利厳社長)が、カット野菜事業から撤退する予定をすでに取引先などに通知している。この独禁法上の待機期間・審査期間が過ぎるのを待って、今月末を目処に名水美人ファクトリー(株)の株式100%譲渡を実行する予定。

〈米麦日報2020年3月4日付〉