星野物産(株)(群馬県みどり市、星野陽司社長)はこのほど、業務用小麦粉の新商品「国産小麦のどら焼き専用粉」を発売した。

口溶け良く、しっとりした食感のどら焼きの皮が焼き上がる。既に群馬県内の和菓子店数店舗で採用されており、県外に向けても広くPRしていく考え。「国産素材のどら焼き」という付加価値商品を提案する。「どら焼きは和菓子店の定番中の定番ともいえる商品。『餡』の原材料にこだわり、アピールしている商品は多いが、『皮』の原材料にこだわった商品は少ない。組み合わせ次第では、『国産100%どら焼き』も作ることができ、どら焼きの新商品ラインナップを提案していく」。20kg。
どら焼き(写真はイメージ)

どら焼き(写真はイメージ)

星野物産では近年、専用粉のラインナップ強化を進めている。「最終製品が見える専用粉として、ハード系のパンミックスや、ピザミックス、ユーザーの専用粉と発売してきた。今回の商品もその流れから生まれた。国産小麦粉の菓子用粉はあまりない商品」とする。
 
「国産小麦のどら焼き専用粉」は群馬県産さとのそらの小麦粉をベースに、群馬県産小麦の小麦粉等を組み合わせた。「さとのそらは麺用粉のイメージが強いが、実は菓子用粉としても適性が高い。そこに当社のタンパク量を少なくする挽き方やブレンド技術を合わせてどら焼き専用粉を仕上げた」。
 
開発コンセプトとして口溶けの良さとソフトな食感を目指した。「どら焼きを割った時の、生地の縦方向のキメにこだわり、口溶け良いどら焼きが焼き上がる」。また、経時変化にも強くしっとり感が長持ちする。「卸との勉強会でも高評価を得た」。引き続き卸向けの勉強会を開催する他、和菓子店へダイレクトメールで商品を紹介し、認知度をアップしていく考えだ。
 
〈米麦日報2020年3月18日付〉