アイリスフーズのパックご飯は「美味しいコメを美味しく炊くこと」に徹底している。元々は精米事業からスタートした経験を活かし、「品質の良いコメ」を自社で選別。コメの鮮度を維持するため、独自の「低温製法」を導入している。

通常、米は保管から精米までの段階で、温度の変化が大きいと品質劣化の恐れがある。そこで、アイリスフーズは精米設備とパックご飯の製造ラインを併設し、玄米の保管から包装までを一貫して15℃に保つことで、高い鮮度を維持する。pH調整剤も不使用なため、お米本来の味と香りが楽しめる。炊飯には「個食蒸気炊飯方式」を導入し、炊飯器で炊いたご飯と遜色ない炊き上がりを実現した。

アイリスフーズは2011年の東日本大震災をきっかけに「東北のコメの消費を増やしたい」という思いから精米事業に参入。現在は宮城産の「だて正夢」など東北のブランド米を中心に幅広い品種でのパックご飯を展開している。

〈食品産業新聞 2020年12月7日付より〉