創業者である高村健民氏が終戦後、中国や台湾から帰国した人々の「またビーフンが食べたい」という声を聞き、開発に着手。1960年に、ゆで戻す必要がなく、水を入れてさっと炒めるだけで鶏ガラベースの味を堪能できる同商品の開発に成功した。当時、日本ではそれほどビーフンは認知されていなかったが、地道な試食販売やインパクトのあるテレビコマーシャルの効果で、「ケンミンの焼ビーフン」というフレーズと共に、日本全国で販売数を拡大していった。
現在では、「こく旨塩味」「オイスターソース味」「幻のカレー味」とシリーズラインアップも増やして展開している。
〈食品産業新聞 2020年12月7日付より〉
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