神明「あかふじ米」PRにお笑いコンビ「蛙亭」起用、新キャラクター「あかふじまい」にイワクラ就任

お笑いコンビ「蛙亭」イワクラさんが扮するPRキャラクター「あかふじまい」
(株)神明ホールディングス(藤尾益雄社長)は7月6日、主力商品「あかふじ米」の新PRキャラクターに吉本興業所属のお笑いコンビ「蛙亭(かえるてい)」を起用した。「蛙亭」のイワクラさんが、「とにかくごはんが好きな」女の子“あかふじまい”に扮し、米の魅力を発信する。

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神明ホールディングスは7月6日、都内で発表会を開催。藤尾社長は冒頭、「当社は“アグリフードバリューチェーン”を目指し、米だけでなく野菜、魚などあらゆる食材の生産から販売までを手掛けている。年商は約4千億円だが、1兆円企業を目指して頑張っていく」と意気込みを語った。また、日本では米の消費が落ち込む一方、食料の多くを海外に依存していると指摘。「米を中心とした日本の農業を守っていくことが最も大切だ。我々の力で何としても食料自給率を上げ、国民に安心してほしい。米の消費が減っている背景には若い人の米離れがあると思う。“炭水化物ダイエット”などもあるが、要は消費カロリーとのバランス。米の糖質は良質で、最近は玄米食もブームになっている」などと語った。さらに、「ブランド名などはまだ言えないが、健康志向を更に強化した新商品をこの秋に発売予定」と明らかにした。

会見に登場したイワクラさんは、早くも「あかふじまい」になりきってトーク。「お米が大好きなので、就任できて嬉しい。周りの人も喜んでくれました。先日『あかふじ米』のおにぎりを食べたら、美味しくて止まらなかったです。私は自炊するとき、『どれだけ米を食べられるか』でメニューを考えます(笑)」と米への思いを語った。藤尾社長は「まさに『あかふじまい』ですね」と笑顔。イワクラさんの相方・中野周平さんも、「『あかふじまい』をサポートしていきます」とコメントした。

中盤では、同じく吉本興業所属のお笑いコンビ・エルフとオズワルドが登場。秋の新商品PR大使の座を巡ってクイズバトルを繰り広げた。残念ながら2組とも大使の座を射止めることはできず、イワクラさんが「ドンマイ(米)です!」とフォローする一幕もあった。

「あかふじまい」発表会の様子(上段左から吉本興業所属のタケトさん、エルフ・荒川さん、はるさん。下段左からオズワルド・畠中悠さん、伊藤俊介さん、藤尾社長、蛙亭・イワクラさん、中野さん)

「あかふじまい」発表会の様子(上段左から吉本興業所属のタケトさん、エルフ・荒川さん、はるさん。下段左からオズワルド・畠中悠さん、伊藤俊介さん、藤尾社長、蛙亭・イワクラさん、中野さん)

今後はYouTube の「吉本興業チャンネル」や神明のSNSを通じて、取り組みや米食に関する知識を発信していく。7月末には、「あかふじまい」がスープカレーなどを調理する動画を配信予定だ。
 
〈米麦日報2022年7月7日付〉