今年は昨年と比較し全国的に気温が低く、鍋に使用される野菜の価格も安定していることから、鍋つゆの市場も9~11月で前年比2桁増。同社も前年比約1.2倍と好調に進捗しており、鍋つゆの最需要期である12月はさらなる伸張が期待される。
なお近年、60代以上の鍋つゆの購入金額が増えていることから、あっさりとした和風の味わいが好まれる傾向であり、そのなかで「あごだし」が選ばれたと同社では見ている。
〈食品産業新聞2017年12月25日付より〉
|
|
食品・食料に関する事件、事故が発生するたびに、消費者の食品及び食品業界に対する安心・安全への関心が高っています。また、日本の人口減少が現実のものとなる一方、食品企業や食料制度のグローバル化は急ピッチで進んでいます。さらに環境問題は食料の生産、流通、加工、消費に密接に関連していくことでしょう。食品産業新聞ではこうした日々変化する食品業界の動きや、業界が直面する問題をタイムリーに取り上げ、詳細に報道するとともに、解説、提言を行っております。
サイト内検索