フジッコは、片手で使えるボトル入りの塩昆布「ふりふり塩こんぶ」(35g、オープン価格)を開発し、3月20日から全国発売した。ボトル入りと同時に、便利な「詰換え袋」(各30g、同)も発売する。同商品の最大の特徴は、約2㎜まで細かく短めにカットした「やわらか粒状カット」。料理の仕上げに調味料感覚で“ふりふり”振り出して使える。「調味料として活用する新規ユーザーを狙う」(山下正義マーケティング部ドライ商品グループブランドマネージャー)。

開発のきっかけは、メーン料理に使うための「細かく刻んだ塩昆布」を求める海外有名レストランのシェフの声だった。一方で「取り出す時に手が汚れる」「ちょうど良い量を取り出せない」「保存しにくい」という消費者の声や、消費者の約37%が塩こんぶを刻んで使っている実態があった。これらを受けて着想し、約3年かけて開発した。こだわったのは、通常の塩昆布と同じやわらかさ。機械メーカーと共同開発した特殊な解砕機を導入した。従来機で細かくカットするには切断前に乾燥する必要があったが、新機は切断前に乾燥しなくても細かくカットすることが可能になり、やわらかな昆布の食感を実現した。

容器は、初のボトル入りを採用。手のひらにフィットするまるい形で、片手で振り出せる。卓上に適したデザインとサイズにもこだわった。

ラインアップは、塩昆布に瀬戸内産の海水塩を合わせた「プレーン」と、隠し味にオニオンを加えて洋風に仕上げた「ガーリック」。今後、バラエティ化も視野に入れている。

ステーキ、炒飯などさまざまな料理に合う。同社一押しメニューはサラダと卵かけごはん、だし巻きなどの卵料理。商品の良さを知ってもらうため、読者プレゼントを含むサンプリング活動、店頭マネキン販売を行う。また、テスト販売で40~50代、30代が多かったことから、WEB動画も活用する。

〈食品産業新聞 2018年3月29日付より〉