味富士「だしこうじ屋」全国初の出店は池袋東武、新万能調味料“だし糀”を販売

フジッコの連結子会社で贈答品等を販売する味富士(神戸市中央区、北島幹也社長)は、“出し”と“糀”の専門店として新ブランド「だしこうじ屋」を11日に東武百貨店池袋本店地下2階食品売場に全国初出店した。

“毎日和食・一汁一菜のお手伝い”をコンセプトに、手軽に健康によい和食を作ってほしいと、和食の基本調味料である「出し」と「糀」、それらを合わせた新万能調味料「だし糀」、甘酒の4つのカテゴリーを揃えた。

「だし糀」は、うま味を料理に加える「出し」と、素材のうま味を引き出す「糀」を組み合わせて作った。昆布やフルーツ、トマトといっただし素材が味に深みを出し、料理をワンランクアップさせる。

「醤油だし糀」

「醤油だし糀」

「出し」は、昆布や鰹、あごやいわしの煮干し、大豆を入れた野菜など計4種類を品揃え。いずれも天然素材を使い、化学調味料・保存料は無添加。テトラパックを採用しただしパック。粉末粒子が細かく、短時間でだしをとれる。

「糀」は、「塩糀」をはじめ、醤油の風味が生きた「醤油糀」、いわしのうま味を感じる「いしる糀」を揃えた。「甘酒」は、玄米を使った糀甘酒で、香ばしく食物繊維も豊富。無加糖・ノンアルコール。

店頭では、試飲・試食とともに、リーフレット等を使ってメニュー提案する。同フロアの生鮮3品とのコラボ販促も実施する。

また、既に10月1日からブランドサイトをオープンし、11月1日にはショッピングサイトをオープンする予定。

〈食品産業新聞 2018年10月22日付より〉