エスビー食品が一般公募レシピの商品化に挑戦、「レッチャ!グランプリ2019」受賞メニュー決定

「レッチャ!グランプリ2019」大賞受賞作(上=「ごはんと一緒にファヒータ!」、左下=「チキンのソテー オレンジとクローブの香りのバターソース」、右下=「ピーマンとジャガイモのポリヤル」)
エスビー食品は、「レッチャ!グランプリ2019」最終審査会および表彰式を去る6月28日に都内で開き、一般消費者から寄せられた料理レシピや食に関するアイデアから、大賞(賞金50万円と商品化チャレンジ)3人、アイデア賞(賞金10万円)5人を選出し、表彰した。大賞受賞者には、受賞レシピにより、エスビー食品と共同で商品化に向けて取り組むことができる商品化チャレンジ権が与えられる。

今回の企画は、同社が総務省の「異能(Inno)vation」プログラムに協賛企業として参加していることから実施したもの。同プログラムの「ジェネレーションアワード部門」で表彰された「ネットレシピ商品化プロジェクト」を、新規プロジェクト「みんなでつくるおいしい発想 レッチャ!」として立ち上げ、「レッチャ!グランプリ2019」と題して開催した。

一般消費者から自慢の料理レシピやちょっとしたアイデアまで、食に関する発想(アイデア)を幅広く募り、優れたレシピやアイデアなどに賞を授与、さらに大賞を受賞したレシピの考案者と一緒に商品化にもチャレンジするという、ユーザー参加型のネットレシピ商品化企画。昨年12月中旬から今年2月中旬までの期間中に、8373作品の応募を集めた。

審査委員長の藤田真弘氏(東京誠心調理師専門学校西洋料理教授)はじめダニエル・マルタン氏、小島和彦氏(エスビー食品取締役・開発生産グループ担当兼商品部長)、木下茂氏(同社マーケティング企画室デザイン広告ユニット所属スパイス&ハーブマスター)らが審査を行い、各賞を選出した。

その結果、「ごはんと一緒にファヒータ!」(群馬県・プレゼンスキー真紀子氏)、「チキンのソテー オレンジとクローブの香りのバターソース」(京都府・sayaka氏)、「ピーマンとジャガイモのポリヤル」(埼玉県・スパイシー丸山氏)が大賞を受賞。アイデア賞は「食べる冷汁」(愛媛県・天野みどり氏)などの5作品となった。

表彰式(左から藤田氏、大賞受賞者の3名、小島氏)

表彰式(左から藤田氏、大賞受賞者の3名、小島氏)

小島氏は、「一般のお客様のレシピを商品化するのは当社初の試みであり、楽しみにしている。レッツチャレンジを略してレッチャとしたが、お客様だけでなく当社にとってもチャレンジだ。今後もさまざまな形でお客様との接点を増やしていきたい」と話した。
 
なお、エスビー食品は8月31日まで、プロの料理人を対象に、「マイユ料理コンクール2019」の応募作を募集している。「MAILLE(マイユ)ビネガー」と「MAILLEビネガー」の新しい魅力を引き出す鯛を使ったメインメニューの提案を募るもので、ユニリーバ・フランス社との共催。

「マイユ料理コンクール2019」使用対象商品(ハニーマスタード、ディジョンマスタード、種入りマスタード、白ワインビネガー、赤ワインビネガー、シェリー酒ビネガー、バルサミコビネガー、ラズベリー果汁入りワインビネガー)

「マイユ料理コンクール2019」使用対象商品(ハニーマスタード、ディジョンマスタード、種入りマスタード、白ワインビネガー、赤ワインビネガー、シェリー酒ビネガー、バルサミコビネガー、ラズベリー果汁入りワインビネガー)

◆「マイユ料理コンクール2019」開催概要=https://www.sbfoods.co.jp/maille/concours/2019/