ハウス食品・静岡工場「リモート工場見学」初開催、今後は総勢800名以上が参加予定

工場からの中継の様子
ハウス食品は9月24日、静岡工場(静岡県袋井市)で第1回「リモート工場見学」を実施し、袋井市立袋井西小学校の3年生が参加した。

今回の「リモート工場見学」は、小学校にいながら遠隔で工場見学ができるというもの。市・教育委員会・学校と一緒に検討を重ね、8月から準備を進めてきたという。

静岡工場では「咖喱屋カレー」「バーモントカレー」「北海道シチュー」「とんがりコーン」などを製造。新型コロナ感染症拡大に伴い、2020年2月下旬から工場見学を休止している。

第1回「リモート工場見学」では、スマートフォンで撮影した映像をZoomに接続して中継し、レトルトカレー「咖喱屋カレー」の製造工程を説明した。5人の工場見学担当者が小学校と工場に分かれて行い、クイズや質問タイムも設けた。参加した小学生は、カレーソースの注入や野菜の計量など、生産ラインからの迫力ある映像に興味津々の様子だったという。

「リモート工場見学」は、今後も静岡県内の小学校を中心に実施し、総勢800人以上の生徒が参加する予定だという。