オタフクソースは1930年頃からフィリピン、ハワイなど現地に住む日本人向けに輸出をスタート。現在ではアジアや欧米、オセアニアなど約50の国と地域へ輸出している。海外法人3社を含む海外事業の2020年9月期の売上高は、コロナ禍の影響を受けながらも1億円増の22億円となった。

原材料の輸入規制が設けられている国へ向けて、2009年に肉・魚エキス抜きの「お好みソース」を、2010年には肉エキス抜きの「焼そばソース」を発売。2019年3月に発売した「有機お好みソース」など、様々な需要に応じた商品を開発し、販路を拡大している。

2020年春、「お好みソース」などのパッケージに英字ロゴを導入。2020年夏には輸出用「お好みソース」「焼そばソース」を、ヴィーガン(絶対菜食主義者)仕様にリニューアル、世界中のより多くの人が食べられるようにした。

「小さな幸せを、地球の幸せに。」をコーポレートスローガンとして掲げ、“ボーダレスフード”であるお好み焼の世界への普及と、ブランド認知向上を図る。

〈食品産業新聞 2020年12月7日付より〉