リニューアルしたパウチは、箱を開けてそのままレンジ加熱が可能で、開封時により小さい力でもまっすぐ切れるよう、特殊加工を施している。
今回、レンジ対応パウチに改良するにあたり、具材の処理やカレーソースの配合を調整。レンジ加熱対応パウチには蒸気口があり、レンジ調理時に開くためスパイスの香りが飛びやすくなる。そこで、クミンなどの香り系のスパイスを増やした。
ハウス食品によると、2月にレンジ対応にリニューアルした「プロ クオリティ」シリーズも含めて、調理方法を湯せんからレンジ加熱に変えることで、温めに要する時間が短縮され、CO2排出量を約80%削減できるという。
ハウス食品は、2022年秋までに家庭用レトルトカレー製品において、一部を除くほぼ全製品をレンジ加熱に対応したパウチに変更する予定。同期間までに年間約1万5800トンのCO2削減を目指す。
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