4月は、新入社員が入社する月だ。2020年はコロナ禍の影響で、入社式を取りやめた企業が多かったようだが、2021年は、リアル・オンラインを含めて入社式を実施した企業の方が多かったようだ。食品関係企業でも入社式が行われ、2020年度入社社員対象と、2021年度入社社員の入社式の2部制で実施したところもあった。
 
入社式では、企業トップの訓示が行われ、各社の歴史等を背景にしたあいさつや、社名変更に伴う「新社名一期生」を迎えたあいさつ、新社会人の心得を説く訓示、経営トップの座右の銘にちなんだ訓示も多かったようだ。
 
世は「コロナ禍」のゆえか、普遍的意味があるのか、歴史も事業も異なる企業経営者が、おおむね口を揃えるのが、「自身の体調・健康管理」の大事さを謳うくだりだ。「日々努力して、良い仕事ができたとしても、健康を害しては意味がない」――まさにその通りだ。
 
特に「食品」を生業とする食品産業にとって、コロナ禍いえども製造・供給を継続し、品切れを起こさないようコロナ禍の初期から努めてきており、こうした危機的状況においても、安定供給の責務を果たし続けている。これも「心身の健康管理」をしっかり行っていないとできない。
 
医療関係従事者の方々の努力には常々頭が下がり、感謝しているが、食品産業界に働く人々(製造・卸・小売・物流等)の日々の努力にも、感謝し、また社会的評価がされるべきだと考えるが、いかがであろうか。
 
〈食品産業新聞 2021年4月8日付より〉