カンロがこのほどオープンしたWEBサイト「カンロ飴食堂」が、看板商品「カンロ飴」を調味料の代わりに料理に使うという意外性で話題を呼んでいる。

同社は当初、「カンロ飴」のおいしさの秘密を広めるための企画を練っていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で状況が一変。「在宅で料理をする機会が増えた方も多いので、手軽に家庭で取り入れやすいレシピを揃えた『カンロ飴食堂』を公開した」という。 販促のメーンターゲットは、「カンロ飴」主要購買層の30~50代女性だ。この層は在宅中の食事作りに悩む機会も多い。一人暮らしを始めたばかりの人や料理初心者にもアプローチしていく。

「カンロ飴」は、1955年に発売されたロングセラーのハードタイプキャンデー。2018年秋のリニューアルでは、発売当時から添加していた調味料(アミノ酸)を不使用とした。素材の配合量や独自製法によって現行品は砂糖、水飴、醤油、食塩というシンプルな素材だけを使っている。同社では、「一定の条件下で加熱して作るため、コクとおいしさが凝縮された独特なおいしさのひと粒になる。『カンロ飴』であれば、醤油に砂糖、みりんを加えて加熱した江戸前調味料“かえし”の代わりになる」として、レシピへの活用を着想。砂糖は肉や魚など動物性たんぱく質の保水性を高める働きがあるうえ、醤油は味わいに深みを出し、水飴は照りを出す効果が期待できる。

カンロでは「カンロ飴食堂」施策を通し、キャンデーを料理に使うという新たな提案により、需要拡大を図っていく。第1弾として、料理研究家の角田真秀氏監修による「ベーコンとマイタケの炊き込みご飯」「きんぴら」「洋風肉じゃが」3品のレシピを4月下旬に公開。分量への問い合わせや他シリーズ品(ミルクのカンロ飴)のレシピを求める声が届くなど、多くの反響があったという。

5月中旬からは第2弾レシピを公開。キャンプやハイキングなどのアウトドアシーンや、外出自粛中の「おうちキャンプ」にも合うレシピを企画し、「ダッチオーブンで作るタンドリーチキン」のレシピを掲載。併せて、レシピ動画サイト「クラシル」で、「カンロ飴」を使った調理動画のレシピを配信するほか、掲載レシピを調理してTwitterや Instagramに投稿すると、賞品があたるコンテストを実施する。

◆カンロ飴食堂
https://www.kanro.jp/kanroame/kanroameshokudo/