不二家は、中国においてビスケットの本格展開に乗り出す。近い将来、チョコレートも展開し、ビスケットとチョコで年間100億円の売り上げをめざす。既存のキャンデーと合わせ、現地で総合菓子メーカーとしての地位確立を図る。

同社は7月29日、グループの不二家(杭州)食品有限公司において2020年7月にビスケット生産の第二工場を着工、2023年7月からの稼働開始を発表した。投資額は約29億円。その後、チョコレートの生産ラインを整える予定で、生産能力はビスケットとチョコレートで年間100億円(出荷額)を見込む。

不二家(杭州)食品有限公司の現有工場は、主に棒付きのポップキャンデーを生産してきた。今回、さらなる業容拡大を図り、まずは市場性の大きいビスケットの生産ラインを増強することにしたもの。第2期工事でチョコレートの生産ラインを設け、中国で総合菓子メーカーとして事業活動を行っていく。

【不二家(杭州)食品有限公司 第二工場概要】
▽所在地=中国浙江省杭州市
▽建築面積=2万4516平方メートル
▽延床面積=6万538平方メートル
▽投資費用=約29億円
▽生産能力=第1期・2期で年間計100億円を見込む
▽生産品目=ビスケット、チョコレート(第2期予定)
▽スケジュール=2027年7月着工済、23年7月稼働開始の予定

【不二家(杭州)食品有限公司概要】
▽設立=2005年2月25日
▽所在地=中国浙江省杭州市
▽代表者=櫻井康文
▽従業員数=622人(20年6月30日現在)
▽事業内容=中国における菓子の製造、輸入、販売
▽主力商品=ポップキャンデー(棒付きキャンデー、中国名棒棒糖)