米農務省がこのほど開いた、今年の農業展望会議(アウトルックフォーラム)では、15/16年産の米国大豆の作付面積は、前年の記録的水準から、相場下落と収益低下を背景に、前年比20万A減の8,350万Aと予想している。

国内・海外での供給量増加と価格低下から、大豆だけではなく、トウモロコシ、小麦、コメの作付は前年を下回っているが、大豆は生産コストが比較的低いことから、トウモロコシなどと比べ、プレーンズや西コーンベルトで低単収の農地を持つ生産者に選択される傾向にあり、作付面積はわずかな減少にとどまるとしている。

他方で、同年の米国大豆の総供給量は、期初在庫の急激な増加を反映する形で、3%増の42億0,500万busと、記録的水準に増加すると見通している。生産量は4%減の38億busを予想。14年産の単収は8月に降雨と天候に恵まれたことから47.8bus/Aの記録的水準に達したが、今年の予想天候モデルを踏まえた場合の全国平均予想単収は46.0bus/Aとしており、1.8bus/Aの単収減が生産減につながっている。(詳細は本紙にて)