日清オイリオ・プレゼン会、朝食シーンでの食用油需要喚起策など提案

日清オイリオグループは6日、主要取引先の量販店・卸の関係者などを集め、昨今の消費トレンドを踏まえた、15年の営業提案・販売方針を説明するプレゼンテーション会を、都内のホテルで開いた。

同社は今年の消費トレンドとして、「お手軽リッチ(身近なものをひと工夫して少しだけリッチな気分になりたいという意識)」「ぬくもりハートフル(モノ・コトに込められた想いやストーリーに共感することで、心も満たされたいという意識)」「健康スタイリッシュ(ファッションのように健康対策を取り入れて満足したい意識)」「いいね!体験(新たにスポーツやイベントを体験することで生活をより充実させたいという意識)」の4つを設定した。

それを踏まえた形で、同社では今年、朝食シーンでの食用油の需要喚起、和食メニューとからめたオリーブ油「BOsCO」ブランドの価値提案、本格風味の天ぷら訴求などによるデリカ売場の需要喚起、低栄養状態の改善など中鎖脂肪酸の取り組みを中心に提案していくとした。(詳細は本紙にて)