カナダ菜種の作柄や需給動向について協議する、第39回日加菜種予備協議が7月8日、カナダのアルバータ州カルガリー市で開かれた。

そこでカナダ側から示された、15年産菜種の生産量は、作付面積の減少に加え、一部地域における作付期の降霜、主産地で高温乾燥天候が続く一方、低温湿潤だった農地では害虫が発生したことで単収は低下見通しにあり、前年産から2ケタ減となる1,372万tとの予測が示された。

これにより総供給量は前年比14.9%減となる見通しで、その減少分は中国向けなど輸出で調整する形となっているが、期末在庫は52万t(在庫率3.7%)に激減、極めて需給はひっ迫すると予測している。なお15年度の対日輸出量は、ほぼ前年並みの225万tを見込んでおり、菜種油の国内供給が混乱するといったことは考えられない。が、15年産菜種の作柄・単収は今後の天候に大きく左右されるとみられ、仮に乾燥天候が続いた場合、菜種相場の高騰という形で、製油各社の搾油計画に影響が及ぶ可能性はあり、当面は予断を許さない状況が続くと思われる。(詳細は本紙にて)