高齢者人口の拡大で毎年2ケタ伸長を続ける高齢者向け食品市場。14年の市場規模は1,300億円を突破した(富士経済調べ)とみられ、11年の1,000億円規模の大台から、目覚ましい勢いで躍進を遂げている。

総務省の人口推計(14年推計)によると総人口に占める高齢者の割合は25.9%で、「4人1人以上が高齢者」となった。15年の高齢者向け食品市場も10%増での拡大が見込まれており、引き続き飛躍的な拡大が続く。

高い伸び率の背景には、全体の8割を占める病院・介護施設などの業務用に加え、占有率は低いものの家庭用の潜在需要が数字として顕在化してきたことにある。家庭用のやわらか食・トロミ調整品メーカーが加盟する日本介護食品協議会(加盟社72社)によると、ユニバーサルデザインフード(UDF)の14年生産金額は165億円で、前年比22.4%増と引き続き大幅な増加基調を示した。当年は市販用の伸びが40.6%増と顕著で、ドラッグストアでの取り扱いが増加したと見られる。(詳細は本紙にて)