農研機構は2日、「北陸地域マッチングフォーラム」を新潟県上越市のホテルで開き、「北陸大豆の変革!~新品種と新技術で安定多収~」をテーマに、新技術開発の成果などを紹介した。

農研機構中央農業総合研究センター水田利用研究領域は、「北陸地域における大豆生産の現状と展開方向」と題して、低収要因の解析、新品種の導入、作業技術体系などについて紹介した。それによると、主要品種「エンレイ」のコンバイン刈りなどの機械化適応性が不十分で、倒伏しやすくサヤがはじけやすい欠点が目立ってきたことから、大粒で良質、倒れにくい「里のほほえみ」「シュウレイ」の導入が進みつつあるという。また、北陸地域では、大豆作を含めた水田輪作農業の大規模化が急速に進行し、水稲・麦・大豆を主体とした経営体の収益性確保と、高齢化や労働力不足への対応が急がれることから、農研機構では、耕うん同時畝立て播種機やコンバインの汎用利用と高速化、IT技術の活用と新品種や栽培技術の導入を組み合わせ、作業効率の向上と低コスト化の実証研究に取り組んでいることなどを紹介した。(詳細は本紙にて)