トップインタビュー 岩田洋二・岩田醸造代表取締役社長

先日、第58回全国味噌鑑評会受賞社が決まった。出品総数395点の中から、農水大臣賞に選ばれたのは6社。その中に、岩田醸造の「紅一点 石狩こし」があった。今年の鑑評会は出品総数に対する秀の割合が41%と前回に比べて4ポイント高くなっており、「秀」、「優」と評価されたみそを合わせると88%となることから、今回は品質水準が高く、農水大臣賞、食料産業局長賞を受賞するにはかなり高いハードルだったことが伺える。

その中で、農水大臣賞を受賞した岩田醸造の「紅一点 石狩こし」は、北海道の石狩平野をゆったりと流れる石狩川にちなんで、「石狩」と命名された。北海道産大豆、国産米100%を使用した少量生産の高級みそ。料理のプロも納得させる味の評判は高い。同製品は、品質重視であるため、職人が常に管理しながら、作る。そのため、どうしても小容量生産になってしまい、現在は通販のみの販売となってしまっているという。当然ながら、この商品を愛するファンは多く、販売すると、完売してしまうほどの売れ行きだそうだ。(詳細は本紙にて)