J-オイルミルズは油脂業界紙誌記者との年末懇親会を12日、「赤坂 維新號」で開いた。開会にあたり、八馬史尚社長が今年一年を振り返る形であいさつし、「およそ一年前の昨年暮れに油価改定を発表し、さらに8月にも油価改定を発表したが、その意味で今年は外部環境が厳しく、油価改定が当社にとって重要な取り組みとなった。おかげ様で10月以降、油価改定は進捗しており、引き続きこの取り組みをしっかり行いながら、来年度に向けた基盤作りを進めていきたい」と述べた。

さらに「今年のトピックスとしては、6月に倉敷工場が稼働を開始したことがある。振り返れば、(旧日本大豆製油の)神戸工場ができたのは1968年、約50年の歴史を重ねてきたことになるが、半世紀ぶりの新工場ということでは、搾油体制はこういうレンジで動いていくものだと改めて感じる。一方では1917年に出来た静岡工場は、創業100年目を今年迎えた。その当時の旧鈴木商店は相次いで工場を建設するなど、大変なスピードで事業展開を進めていた。それから今の時代を考えると、外部環境の変化のスピードは、どんどん速くなっており、当社としても事業展開のスピードをいかに上げられるか、これからの大きな課題となるだろう。J-オイルミルズは今年で創業13年、来年で14年目ということで、人で言えば中学2年生ということになる。そろそろ自我を確立し、企業組織としての一体感をさらに高め、時代の変化を先取りできるように力を付けていきたい」と述べた。

次いで、善当勝夫取締役兼専務執行役員は乾杯のあいさつの中で、「我々が今やらなければいけない事ははっきりしているわけだが、心境としては『天気晴朗ナレドモ波高シ』。原料は(豊作で)安定して晴朗だが、為替やマーケットは『波高シ』ということだ。年内残り2週間が非常に重要だと思っており、営業一丸となって油価改定に取り組んでいく」と述べた。

〈大豆油糧日報2017年12月15日付より〉