〈18年生産量は36万klを見込む、年間50万klは達成可能と認識/重山会長〉
日本豆乳協会は18日、18年度普及活動方針の記者説明会を都内で開いた。「毎日、家族で豆乳を食べよう、飲もう、そして楽しもう!」をテーマに掲げ、豆乳の料理用途創出を通じて、他の食材を豆乳に替える取り組みを推進する。あわせて、高校生を対象にした「豆乳レシピ甲子園」や「豆乳資格検定」などに継続して取り組むほか、協会ロゴマークを豆乳のおいしさ、ヘルシーさや大豆を原料としていることがイメージできるデザインに刷新すると共に、ホームページもリニューアルし、情報発信の強化に努めるとしている。

説明会にあたり、重山俊彦会長(キッコーマンソイフーズ会長)が豆乳市場について、「17年の豆乳生産量は前年比8.1%増の33万9,000klと伸ばすことができ、18年も36万kl辺りを見込んでおり、40万klが見えるところまできた。数年前に目標として50万klという数字を口にしたが、これは20年東京五輪の後1~2年で達成可能だと考えている」との見方を示した。

さらに、「全国1万人を対象にした調査によれば、豆乳需要はこれまで『東高西低』で推移していたが、3年前から西日本の需要が(全体の生産量の伸び率を上回る)高い伸びを示している。また、ヘビーユーザーのウエイトも、まだ高年齢層が高いが、若年層も伸びてきている。さらにヘビーユーザーが豆乳を料理に使う機会も増えている。協会としてはこういった背景を踏まえて、商品の品質向上などにも努め、市場拡大を図りたい」と述べた。

次いで倉橋良二副会長(マルサンアイ常務)があいさつし、「豆乳市場は1983年と05年をピークに、2回縮小に転じたことがあるが、そこから立ち直って市場を回復させることができた。他の業種ではあまり無いことだと思っている。また、今年の生産予想36万klという数字は、日本人1人当たり年間3L消費したことになる。これが60万klなら1人5Lになるが、実現できる数字だと考えており、今後とも豆乳業界で力を尽くしていきたい」と述べた。
〈大豆油糧日報 2018年7月20日付より〉