日本アクセスの秋冬総合展示商談会が25~26日、さいたまスーパーアリーナで開催された。本紙関連のチルド大豆加工食品では、簡便性が高いものや、女性をターゲットにした差別化商品が目立っていた。また各社、積極的なメニュー提案を行った。

おとうふ工房いしかわは、豆腐や豆腐ドーナツ、おからパウダーなど、幅広いラインアップを紹介していた。一押し商品に位置づける、子育て世代の母親をターゲットにした「ちゃんとちゃんと私のとうふ」シリーズの「堅とうふ」は、豆腐サラダなど料理に使う際、水切りがいらない簡便性が特徴だ。同社担当者は「島豆腐よりも硬さがあり、肉の代わりに大豆を使う提案ができる。近年話題になっている、糖質オフ食などにも適している」とアピールした。

みすずコーポレーションは、味付けいなりあげのメニュー提案と、手揚げ風油あげを紹介した。味付けいなりあげでは、「そば・うどんいなり」や「カレーいなり」の試食を実施。このほか、季節に合わせた味付けいなりあげのレシピリーフレットも来場者に配布し、味付けいなりあげの汎用性の高さをアピールした。同社担当者は「当社には、料理が得意な女性社員が多く、商品開発部門に多く配置するなど人員配置を大切にしている」と、レシピ提案における強みをアピールした。
みすずコーポレーション 味付けいなりあげ・手揚げ風油あげ展示

みすずコーポレーション 味付けいなりあげ・手揚げ風油あげ展示

また、昨年から参入した手揚げ風油あげについては、「今後広げていき、長野はもちろん、関東にも手揚げ風油揚げの価値観を伝えていきたい」とする。施策としては、「きざみ揚げを、冷凍コーナーで展開するなどしていきたい」とする。また、手揚げ風油あげで作った「油揚げピザ」の試食も実施し、多数の来場者がブースを訪れた。

〈女性目線取り入れた豆腐を紹介、秋冬に向けて豆乳鍋・鍋つゆなど提案〉
相模屋食料は、20~30代の女性を中心に支持されている「BEYOND TOFU」の試食を実施。

相模屋食料「BEYOND TOFU」展示

相模屋食料「BEYOND TOFU」展示

同商品は、プレミアム豆乳「低脂肪豆乳」使用し、発酵の技術を取り入れて作った豆腐。乳製品は一切使用せずに、植物性100%で、チーズのような、豆腐とは思えない食感が楽しめる商品。ブロックタイプと、キューブ状にカットされたタイプの2品をラインアップしている。「開発までに3年を要した。近年は植物性たん白質が注目されており、ダイエットを意識している人、若い人にも喜んでもらえるように開発した。店舗では豆腐コーナーだけではなく、トッピング用としてサラダコーナーにも配荷している」と紹介した。さらに「油揚げを生地にして、トッピングとしてふりかければ、お豆腐のピザが楽しめる」とアピールしていた。

このほか、女性をメーンターゲットとした商品では、「のむとうふ」を紹介。大豆100%の豆乳クリームでつくった豆腐で、とろみのある濃厚な味わいに仕上げいる。ストロー付きのドリンクカップで、飲みきりサイズとなっており、好きな時間・場所で手軽に楽しめる。

また、秋冬向けの一押し商品として、レンジアップ対応の「ひとり鍋」をアピールした。現在は10種類以上のフレーバーを揃えているという。

「売れ筋は、ずっと変わらず『豆乳たっぷりスンドゥブ』。豆乳ベースなので、他のスンドゥブ製品とは差別化されている」とした。キッコーマンは、使いやすいキャップ付きにリニューアルした「豆乳鍋つゆ」を紹介した。大豆固形分が高く、湯葉もできる鍋つゆだ。かつお、昆布だしをベースに、豆乳工場で製造するなど豆乳にこだわっている。塩分控えめで、やさしい味わいが特徴。1本750mlで、3~4人分楽しめる。

〈大豆油糧日報 2018年7月27日付より〉