ミツカングループは11月21日、19年2月期上期の決算概要を発表した。売上高はグループ計で、前期比0.2%減の1,193億円となった。売上高は北米事業が前期を下回り、過去最高売上を達成した国内家庭用食酢、納豆、つゆ・鍋つゆがけん引したものの、グループ全体では微減となった。

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ミツカングループ19年2月期中間決算

国内家庭用食酢は、同9.9%増の147億円となり、過去最高売上を達成した。生活者の健康志向の高まりを背景に、食酢の健康機能を「酢の力」として、継続的に多様なメディアを通じて訴求してきたことが食酢の需要喚起につながった。また、「おいしさ」と「健康」を意識したメニュー提案を実施した調味酢「カンタン酢」シリーズが大幅に伸長し、「りんご黒酢」などの食酢飲料も伸長した。
 
ぽん酢は、3.4%減の68億円となった。「味ぽん」の「鶏のさっぱり煮」の提案を継続したが、前年度が非常に好調だったことから、若干下回った。
 
つゆ・鍋つゆも3.8%増の64億円と、過去最高売上を達成した。気温の影響で「追いがつおつゆストレート」が伸長したことや、新ブランド「PIN 印」の第1弾「八方だし」が貢献した。
 
家庭用納豆も7.2%増の126億円で過去最高となった。主力商品である「金のつぶ パキッ! とたれ とろっ豆」「同 たれたっぷり! たまご醤油たれ」が好調に推移した。フレーバータイプでは、「金のつぶ 梅風味黒酢だれ」も好調な動きを示した。また、ひきわり納豆がテレビ番組で取りあげられたことから、同社のひきわり納豆も売り上げが伸長した。
 
この結果、日本とアジア事業売上高は、4.1%増の590億円と、4期連続で増収となった。一方、海外売上高(北米、欧州、アジアの合計売上高)は610億円と、売上高比率は約51%となった。北米はパスタソースが減少し、昨年大きく伸張したオーガニックりんご酢も減少した。
 
〈大豆油糧日報 2018年11月27日付より〉