11年に発売した、ADEKAの「ソシエル」は、他素材の特徴を生かす、食品添加物表示が不要のマーガリン。

洋菓子やパンは、バターと他の食品素材の風味を調和させて製造するのが基本だが、ソシエルは、乳のコクは残したまま、バターの香りを完全に排除することで、チョコや抹茶、ナッツ、果実、雑穀など、食品素材が本来持っている繊細な味わいや、鮮やかな発色を引き立たせるのが特長。多くのシェフや顧客から、製品の特徴に共感と支持を得ている。

使用例としては、チョコケーキなどに、一般的なマーガリンやバターを使用すると、チョコの風味をマスキングしてしまうが、ソシエルは、(原材料を特定の地域に限った)シングルオリジンチョコなどの繊細な味わいまでストレートに表現できる。

加えて、独自の素材(乳等を主要原料とする食品、乳清ミネラルなど)を配合していることから、自然でほんのりまろやかな乳のコクも付与できる。

また、素材の色味の発色にも貢献する。例えば、抹茶やピスタチオは、バターや一般的なマーガリンと一緒に焼き菓子に使用すると、色がくすんでしまいがちだが、ソシエルは緑の色味を鮮やかに出すことができる。

バタークリームに用いた場合は、ベリー類の赤やカシスの紫色を鮮明に表現できる。乳化剤、保存料無添加で、トランス脂肪酸低減品。荷姿500gポンド×5個×4段ボール。

〈食品産業新聞 2018年12月3日付より〉