発売は17年11月。「明治スプレッタブル バターの新しいおいしさ」は、バターをメーンにクリームチーズ、なたね油、塩の4つの素材だけで作った新機軸のスプレッドで、硬くて使い勝手が悪いというバターの不満点の解消を実現した。また乳化剤、保存料、食用精製加工油脂などを使っていない安心感で、人工的なイメージを気にしてマーガリンを敬遠する層を取り込んだ。

開発の引き金となったのは、トランス脂肪酸報道による消費者のマーガリン離れ。またバター市場は生乳需給問題が影響し、容量ベースで横ばいが続き、今後も大きな拡大は見込めないことが背景にある。原材料は4素材のみ、物性は適度な柔らかさと口どけの良さの両立にこだわり、約3年の開発期間を経て市場へ投入した。発売から約1年が経過し、計画を大きく上回る好調な実績で、リピーターもしっかりついており、18年度は年間で15億円突破する見込み。150g、税別360円。

中長期的には、スプレッタブルを1つのカテゴリーに確立し市場を大きく拡大していく考え。

〈食品産業新聞 2018年12月3日付より〉