女優“のん”さんがマルコメ新CM3篇に出演、「魚沼の水篇」「雪の日も糀甘酒篇」「魚沼醸造の糀甘酒篇」

“のん”さん出演、「魚沼の水篇」CM
〈健康志向・ナチュラルをコンセプトに糀(こうじ)事業を拡大へ/マルコメ青木社長〉
マルコメは7月3日、「糀甘酒」シリーズのイメージキャラクターで、女優・創作アーチストの“のん”さんが出演する新TV-CM3篇(7月20日から全国放映)の発表会を開催した。会場には“のん”さんも駆けつけ、今年3月に新しく新潟県魚沼市にオープンしたマルコメ100%子会社の「魚沼醸造」や魚沼の豊かな自然の魅力、CM撮影の裏話などを交えながらトークセッションが行われた。

イベントの冒頭、青木時男社長は、「昨今、発酵食品ブームで甘酒がヒットしたが、一昨年あたりから安定供給という大きな壁にあたった。当社の甘酒は米糀を100%使っていることから、糀が作れなければ供給することは難しかった」など語った。

同社は今年3月、新潟県の魚沼市に魚沼醸造という最新鋭の米糀の安定供給を目的とした工場を竣工。この世界最大級の工場で今夏は安定供給を実現させる意向。「なぜ魚沼なのか」という理由について、青木社長は「米糀の甘酒を作るにはまず水が一番大事ではないかと考えた。関東一円、42カ所の選定カ所をノミネートして、一番いい水、一番条件の合う軟水の伏流水が湧き出てくる越後三山の標高1,900mの標高差から湧き出る水に行き着いた」と説明。

「現在まさにフル稼働で米糀を生産している。いいみそを作るために、165年間糀に磨きをかけてきた知見とノウハウを、今度は糀をメインにして、さらに糀から広がっていく発酵食品全体に事業を展開していく。日本の発酵食品、特に調味料のほとんどが糀からできている。この糀の力、魅力をさらに磨きをかけて、健康志向、ナチュラル、100%天然由来というコンセプトを明確に打ち出し、事業を拡大していきたい」(青木社長)。

〈“のん”さんも「糀活」宣言、「飲むだけでなく、砂糖の代わりに料理にも」〉
“のん”さんはトークセッションで、撮影現場となった魚沼市について、「緑豊かで美しい自然に囲まれ癒された。川の流れの音や鳥の鳴き声などのおかげでリラックスして撮影することができた」と、その時の様子を思い出すように笑顔で話した。

CM発表会に登場した“のん”さん

CM発表会に登場した“のん”さん

7月20日から全国放映される“のん”さん主演のTV-CMは3パターンで、「魚沼の水篇」(森の中のバージョン)、「雪の日も糀甘酒篇」(部屋の中のバージョン)、「魚沼醸造の糀甘酒篇」(工場見学バージョン)。
 
また、7月3日から8月31日まで、「みんなの“糀活”レシピコンテスト」キャンペーンも開始される。マルコメの甘酒を使ったオリジナルレシピを募集し、受賞したレシピを糀活サイトで「糀活認定レシピ」として掲載するほか、同社の糀商品詰め合わせなどをプレゼントする。
 
「みんなの“糀活”レシピコンテスト」キャンペーンへの応募は、同社公式のツイッターやインスタグラムアカウントをフォローし、同社甘酒を使ったレシピの写真に、指定のハッシュタグ(#マルコメ #糀活 #みんなの「糀活」レシピコンテスト)を入れて投稿する。
 
発表会では“のん”さんも、「私も糀を飲むだけでなく、料理にも砂糖やみりんの代わりに使って“糀活”を始めたいと思います」と宣言。新テレビCMについては、「楽しく撮影させていただきました。魚沼のきれいなお水で作られた糀甘酒も本当においしくて、さわやかな甘さが広がる味なので、皆さんもぜひ味わってみてほしいなと思います」などと語った。
 
◆マルコメCMギャラリー=https://www.marukome.co.jp/cm/amazake/
 
〈大豆油糧日報 2019年7月5日付〉

青木時男社長、“のん”さん、マルコメ君

青木時男社長、“のん”さん、マルコメ君