日本豆乳協会がまとめた、2019年(1~12月)の豆乳生産量は、前年比13%増の40万8919klとなり、9年連続で過去最高を記録したほか、1983年の調査開始以来、初めて40万klを突破した。

四半期ごとに見ても、10~12月は15%増と高い増加率を示しており、豆乳市場は改めて成長軌道を疾駆し始めた感がある。日本豆乳協会では、生活者に豆乳の飲み方、食べ方、料理などの提案が受け入れられ、家庭で豆乳を愛飲する習慣が浸透していることが豆乳市場成長の背景にあるとしている。

品目別では(無調整)豆乳が11%増の10万8320klと2ケタ増、構成比の約50%を占める調製豆乳も8%増の20万5072klと大きく増加した。

豆乳飲料は、果汁入りが6%増、その他が2%増と、順調に増加。2019年は、2018年に続きパッケージのまま凍らせる「豆乳アイス」が話題となり、需要期の7~9月を見ると2%増と、絶好調だった2018年並みの生産量を確保した。

日本豆乳協会は2020年の豆乳生産量として50万klの大台を目標に掲げており、関係各社には、商品投入のみならず、豆乳の手軽な楽しみ方などを積極的に提案する活動が期待される。

具体的な取り組み例としては、キッコーマン飲料は、これまで新しい楽しみ方として提案してきた夏場の「豆乳アイス」や秋冬の「ホッ豆乳」に加え、2020年の春夏に向け、ゼラチンを加えて冷やし固める「豆乳プリン」を提案している。マルサンアイも、豆乳飲料で楽しむかき氷を提案する意向だ。

〈食品産業新聞 2020年2月17日号〉