納豆メーカーの小杉食品は、近年高まりを見せる納豆の需要に対応するため、本社工場(三重県桑名市)に新たに発酵室を増設し、設備増強を図る。2020年9月には完成する見込みだという。そのほかの設備も順次整え、最終的な生産能力は現行の約1.5倍になる計画だとしている。

同社の小杉悟社長は、「設備投資により量産を図るが、価格競争は回避したい。将来的には、味がついたタイプや総菜など、納豆の二次加工品も作れるような形にしていきたい」とし、今回の設備増強はその足掛かりに位置付けていると話す。加えて、納豆市場については、「ここ数年、納豆が見直され需要が好調だ。今年に入ってからも、国立がん研究センターが納豆に関する研究結果を公表したり、2月にはテレビ放映もあり、足元の動きも良い」とした。

〈大豆油糧日報2020年3月26日付〉