茨城水戸市の納豆ベンチャー企業・株式会社納豆は、米国カリフォルニア州の納豆製造メーカー「MegumiNATTO」と株式譲渡契約を締結し、MegumiNATTOを100%子会社化したことを公表した。世界中で日本の食文化が注目される中、成長が著しい米国の発酵食品市場に参入し、納豆市場の拡大を目指すという。

「MegumiNATTO」は、米国のオーガニック納豆市場でトップシェアの製造メーカー。取引先は全米40州以上に及んでいる。

今後は、国内外での事業拡大や新規事業の創出において、シナジー効果を発揮していく予定だという。また、新型コロナウイルスの影響により、全米の消費者からインターネット注文が増加しているとし、生産ラインの強化を行っていく。加えて、米国の企業らとともに積極的なフードテック事業(フードとテクノロジーの融合)の開発に取り組む。

「納豆」は、2015年に結成された個人チーム「納豆男子」が前身で、「世界の食卓に納豆を届ける」というスローガンを掲げ、インターネットを介して納豆文化を世界に発信する活動を行ってきた。2018年に「合同会社納豆」を設立後、株式会社化した。昨年7月には、納豆かけごはん専門店「納豆スタンド令和納豆」も開店している。

〈大豆油糧日報2020年5月20日付〉