日本豆乳協会がこのほどまとめた、2020年1~3月の豆乳生産量は、前期比6.8%増の9万4,063klと引き続き伸長した。同協会は、新型コロナウイルスによる在宅時間の増加に伴い、家庭内での豆乳の摂取がさらに普及したとみている。

品目別では、無調整豆乳が27.3%増の2万8,219klと、最も伸び率が大きい。構成比が最も大きい調製豆乳は3.5%増の4万6,879kl、豆乳飲料は、果汁入りが13.5%増の3,841kl、(コーヒーや紅茶などのフレーバー系の)その他は8.6%増の1万3,341klと、全てのカテゴリーで生産量は順調に増加している。

一方、主に業務用として生産する「その他」に分類される豆乳は、大幅減少となったとする。新型コロナウイルスの影響で、飲食店へ卸す業務用豆乳の生産量が減少したとみている。

同協会は、無調整豆乳や調製豆乳などの豆乳愛飲者のリピート購入が増え、特にこの1~3月は、無調整豆乳を使用した料理需要が拡大したことが、市場拡大の要因になったとしている。加えて、新型コロナウイルスの影響により生活者の買い物の仕方にも変化が現れ、長期保存が可能な豆乳の需要がさらに高まったことも一因だとする。

〈大豆油糧日報2020年5月25日〉