発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・製造するスタートアップであるDAIZ(熊本県熊本市)は日鉄物産(東京都港区)と資本業務提携に合意したこと明らかにした。

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同提携により、日鉄物産がこれまで畜産の販売で培ってきたネットワークを介し、ミラクルミート、およびミラクルミートを用いた加工食品の国内における販売を拡大し、さらには海外に向けても販売パートナーとして展開を進めるとしている。

現時点で日本の植物肉業界において主流となっている搾油後脱脂大豆を使用するのではなく、DAIZの丸大豆をそのまま原料とした次世代植物肉「ミラクルミート」を主軸とした事業拡大を目指し、植物肉のおいしさを追求していくという共通の思想のもと、同提携の合意に至ったとする。

日鉄物産のグローバルな調達・販売網を活用した国内外への「ミラクルミート」の販売、「ミラクルミート」を利用した加工食品の共同開発や共同販売ができることを期待しているとしている。

なお、日鉄物産の食糧事業本部は牛肉、豚肉、鶏肉、その他の農水産物、加工食品などを、世界中のさまざまな国々から輸入、主に日本市場へ供給しており、業界の中でもトップクラスのシェアを誇っている。日本国内への販路は広く、海外のネットワークも充実している。また、この取り組みによる植物肉のトレーディング拡大を通じて、飢餓をはじめとするSDGsへの取り組みにも貢献していきたいとしている。

〈大豆油糧日報2020年11月17日付〉