豆腐メーカーのアサヒコは、豆腐を肉やご飯の代替に仕立て、コレステロールや糖質をオフしながら、効率的に植物性たん白質が摂取できる「TOFFU PROTEIN(トーフプロテイン)」シリーズを展開している。

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その中で、一般的な絹豆腐の約3倍の植物性たん白質が摂れる「ハイプロテイン豆腐」を1つの軸とし、「たんぱく質10gの豆腐バー」(1本税別128円)を、2020年11月10日から関東圏のセブン-イレブンで販売開始し、11月末には北海道から沖縄まで全国に拡大した。

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たん白質10gを一般的な絹豆腐から摂るには、約200g食す必要があるが、同商品はハンディタイプで手軽に摂取することができる。独自製法による「ハイプロテイン豆腐」に、香料不使用で昆布とかつおの和風だしを染み込ませており、開封してそのまま食べられる。豆腐をぎゅっと絞っているため、もっちりとした噛み応えのある食感で、満腹感が得られる。

関東圏での初動の手応えについては、「順調な滑り出しだ。ツイッターでは『もちもちとした食感でおいしい』といった声や、腹持ちの良さを評価する声があがっている」(同社担当者)という。購買層は、男性40代前後の比率が最も高いが、並べて販売されるケースが多いサラダチキンバーと比較すると、女性の購入率も高い傾向にあり、男女ともに取り込める期待がある。

「健康面を気にしているが、忙しくてなかなか料理ができない人でも、これ1本で、糖質やコレステロールを気にせずに、簡単に植物性たん白質を補える点が支持されているのではないか。昼食や夕方に、サラダや健康軸の飲料と一緒に購入される方が多い」という。加えて、たん白摂取には肉や魚と選択肢がある中で、関心が高まっている植物性たん白が摂れる点も、順調な滑り出しの要因と分析している。

アサヒコは、豆腐の食べ方として冷奴やみそ汁が主流だが、食生活の変化、調理機会が減少する中で、豆腐の喫食頻度が減ってきていることを受け、豆腐が有する機能に着目しながら、現代の食シーンに合う形に進化させることで、豆腐市場の活性化にもつなげたい考えだ。

〈大豆油糧日報2021年2月26日付〉