キユーピーは、プラントベースフードの開発に取り組み、その第一弾として、原材料の大部分を植物由来のものから作った「HOBOTAMA」(ほぼたま)を6月30日から、業務用市場に向けて出荷する。120g×20袋、賞味期間は冷凍1年。アレルギーなどさまざまな理由で卵を食べられない人にも、寄り添うことができる商品としている。

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「HOBOTAMA」は、豆乳加工品をベースに、スクランブルエッグのような見た目と食感を再現したプラントベースフードだ。卵不使用で、シェフが丁寧に手作りしたような半熟感を再現しており、飲食店などで提供するメニューの付加価値を高めることができる。

プレーンな味わいで、パンや野菜などと相性がよく、サンドイッチや朝食メニューなどに幅広く使用できるという。主な提案先は、飲食店(ファストフード、ホテル)、給食など。

キユーピーは、近年日本でも健康志向の高まりと地球環境への配慮の観点などから、プラントベースフードへの関心が高まっているとし、キユーピーグループが持つさまざまな食品加工技術を強みにすれば、原材料の大部分を植物由来のものから作ったおいしいプラントベースフードの提供が可能になるとしている。

日本で最も卵を多く扱い、卵に精通したメーカーとして、今後も卵代替食品を中心にプラントベースフードのラインアップを拡充し、消費者にさまざまな選択肢を提供する取り組みを広げていくという。

〈大豆油糧日報2021年6月14日付〉