かどや製油初のカフェ「goma to」自由が丘にオープン、ごまの可能性を極限まで広げていきたいという企業姿勢も訴求

かどや製油カフェ「goma to(ゴマト)」
かどや製油は6月17日に、ごまを使ったメニューが楽しめるカフェ「goma to(ゴマト)」を自由が丘にオープンする。

6月16日には内覧会を業界紙記者向けに開いた。店名にはごまの新しい使い方や、ごまの新しい魅力を知ってもらい、ごまと共にある食卓を創っていきたいという想いを込めたとしている。

かどや製油・中山裕章取締役常務執行役員国内事業本部長

かどや製油・中山裕章取締役常務執行役員国内事業本部長

内覧会の冒頭であいさつした中山裕章取締役常務執行役員国内事業本部長は、「かどや製油といえばごま油の会社としての認知度は高いが、どんな会社であるかをこれまであまり主張してこなかった。そのため、われわれがやっているビジネスモデルが実は環境に優しく、また生産者の生活を考えた取引を行っていることなどはあまり知られてこなかった。これからオープンするこのカフェではごまを使った料理の広がりを提案していきたい。ごま油は中華や和食だけではなく、もっといろいろな使い方があることを発信し、ごまの可能性を極限まで広げていきたいという企業姿勢も分かっていただけるようにしたい」と意欲を見せた。
 
〈同店限定のオリジナルアイテムや量り売りでセルフブレンドできるごま油も販売〉
フードメニューは、下北沢の人気レストラン「Salmon&Traut」の中村拓登シェフが監修を務めたという。メインメニューは、いり、すり、ねりごま、焙煎度合いがことなるごま油など、多種多様なごま料理を楽しめる、『goma toプレート』となっている。

かどや製油カフェ「goma to(ゴマト)」goma toプレート

かどや製油カフェ「goma to(ゴマト)」goma toプレート

この他にも、創業の地小豆島でかどや製油のごま油を使って作られるそうめんを使った麺メニューや、ごまの搾りかすを食べて育った豚のサスティナブルなサンドイッチ、ごまと相性のいい食材を使ったヘルシーなサラダなどを提供する。
 
また、スイーツやドリンクもごまをふんだんに使ったメニューとなっており、一押しは黒ごまを使ったモンブランや、テイクアウト限定スイーツの「BIG BABY ICECREAM」とコラボした白ごまアイスクッキーサンドなど、新感覚のごまスイーツが楽しめる。

かどや製油カフェ「goma to(ゴマト)」黒ごまを使ったモンブラン

かどや製油カフェ「goma to(ゴマト)」黒ごまを使ったモンブラン

同店限定のオリジナルアイテムの販売にも力を入れており、「goma to SESAME OIL」シリーズでは、これまでかどや製油がプロフェッショナル向けに販売してきたごま油を別の角度から見直し、一般家庭向けに新しいごま油の使い方を提案するラインアップとした。調理油だけに止まらず、オリーブ油のようにドレッシング感覚で使ったり、和食や洋食などジャンルを超えて使うことができる万能なアイテム3品がとりそろえられている。
 
また、自分で好みの味を作ることができる「量り売り」セルフブレンドごま油を販売する。ごまを煎らず搾ったかどやの純白ごま油とごまを強く焙煎して搾った濃口ごま油をブレンドしてオリジナルのごま油を作ることもできる。
 
〈大豆油糧日報2022年6月17日付〉