森光商店(佐賀県鳥栖市)はこのほど、遺伝子組み換えでない「高オレイン酸大豆」の特徴を紹介するサイトをオープンした。

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国産の高オレイン酸大豆「佐大H01号」は、森光商店が長年共に取り組んできた佐賀大農学部において40年以上かけて育種され、オレイン酸含量が油成分の80%(一般大豆の約4倍)と、オリーブ油と同程度以上のオレイン酸を含んでいる。カナダでは「佐大HO1号」をもとにその地に合った品種に改良、2015年に高オレイン酸大豆「MYSTIC(ミスティック)」として大規模栽培が始まり、今後入荷量を増加していく予定だという。

オレイン酸は熱処理に強く、加工後の製品にもオレイン酸が多く残るため、その機能性を生かした食品開発分野でも期待が高まっている。さらに、オレイン酸は酸化安定性が高いため通常の大豆製品よりも賞味期限が延びることが期待されるほか、リノール酸含量が低いため大豆臭が少なく、豆乳・大豆あんこ・大豆ミートなど大豆臭を抑えた加工品に仕上がるのが特徴だ。

2022年産「佐大H01号」入荷量は300t、「ミスティック」は2,000tを予定しているという。

すでに、豆乳・豆腐、みそ、きなこ飴、豆菓子、スイーツ、水煮、大豆コーヒーなど多様な用途で商品化されている。

◆「高オレイン酸大豆」ウェブサイト(森光商店)

〈大豆油糧日報2022年7月5日付〉