32年産で1,500haの作付目標、家庭用の普及も拡大へ=ふくまるグランプリ

茨城県産米銘柄化協議会(中川治美会長=なめがた農協組合長)は10日、「平成27年度『ふくまる』グランプリ」表彰式を開催、県の奨励品種ふくまるの優秀な生産者を表彰した。ふくまる推進協議会(佐藤明彦会長=県農林水産部産地振興課長)、茨城県庁との共催。
ふくまるは2014(平成26)年5月に種苗法登録された品種で、ふさおとめと「ひたち20号」を交配した早生うるち。グランプリは今回で3回目の開催。単収576㎏以上をエントリー条件として、集荷団体の推薦を受けた県内の生産者を、「千粒重」、「玄米蛋白質含量」、「一等比率」、「玄米水分」の4項目で審査、上位10名を表彰した。最優秀賞に輝いた鈴木行雄氏(写真前列左端)は単収651㎏、千粒重23.8g、玄米蛋白質含量6.5%、1等比率100%、玄米水分14.6%だった。鈴木氏は「少しでも高い価格が生産者の励み。ふくまるのPR強化をお願いしたい」などとした。

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