【シリーズ米用途改革Ⅲ】②「グルテンフリー」の実態

米粉普及の前に立ちはだかる最大の課題は、長いこと「原料コスト」だと言われ続けてきた。だからこそ飼料用米と同じ最大10a10.5万円もの助成をつけることで、原料コスト低減に努めているわけだ。だが、一向に米粉は普及しない。原因は、小麦粉代替の需要を求め続けることの限界感、製粉技術、日もちの悪さ、などなど様々に指摘できるが、ここにきて「米粉のメリットこそコスト的な諸刃の剣だ」とする指摘が聞こえてきた。それは、「グルテンフリーの検査コスト」という「見えにくいが確実なオンコスト」の存在だ。 詳細は本紙をご覧ください。