日本初の国産デュラム小麦品種「セトデュール」開発=農研機構・日本製粉

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(略称・農研機構)と日本製粉㈱(小寺春樹社長)は25日、農水省内で会見し、日本初のデュラム小麦品種「セトデュール」を開発したと発表した。農研機構西日本農業研究センターと日本製粉が共同研究して育成したもので、現在は兵庫県の平坦地を中心に7haで実証栽培されている。今後2018年には、兵庫県で50haまで栽培が拡大される予定で、十分な生産・流通量になることで、国産のデュラム小麦100%使用のスパゲッティの製造も可能になる。2015年11月19日に品種登録出願し、2016年2月26日に品種登録出願が公表されている(本紙既報)。2016年度は兵庫県の選択銘柄。

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