関西工場が稼働、生産能力1.5倍を確保=東洋水産

東洋水産㈱(今村将也社長)は16日、新即席麺工場「関西工場」の現地お披露目会を開催。取引先など約200名が参集した。関西工場は敷地面積6万2,500㎡、延床面積4万2,000㎡。現在は即席麺(フライ麺)のラインを4つ設置している。ラインは2本増設可能で、フライ麺、ノンフライ麺どちらのライン設置もできる。生産する品目や、人員の配置によっても変動があるが、神戸工場(敷地面積1万6,663㎡、3ライン)と比べて1.5倍の生産能力を確保した。神戸工場は即席麺の生産を関西工場に移管、チルド麺の生産も移管し、閉じる運び。「当社の西日本のシェアは15%強というところ。東が25%弱だ。平均して22~23%と見ている。関西工場の稼働で、まずはシェア25%を目指していきたい。簡単なことではないが、1歩1歩進め、30%に向けて進めていく」(同社)。

石黒勝彦常務(写真)は、「西の基幹工場として、なるべく人に優しく、省力化を進めた工場」と特徴を紹介した。関西工場は神戸テクノ・ロジスティックパーク内にある。全長200m超の「工場棟」、関西物流センターを置く「物流棟」、「事務所棟」からなる。

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