第57回全国製麺業者大会、34年ぶりに石川県で開催

全国製麺協同組合連合会(前場敏男会長)はこのほど、金沢市内で「第57回全国製麺業者石川大会」を開催し、全国の組合員や関係者ら約250人が参加した(写真は懇親会での鏡開き)。講演会では石川県立図書館史料編纂室室長、金沢学院大学名誉教授の東四柳史明氏が「百万石大名の歴史と文化」と題して講演した。大会式典では会長功労賞(全国製麺協連退任役員)5名、会長表彰状(全国組合役員功労)10名、前体会主催組合に対して表彰状・感謝状が贈られた。会場では全国麺類展示・組合販促物展示のほか、関連機器資材企業による商談会やHACCP支援法における高度化計画などの申請、品質・衛生管理に関する相談会も開催された。

前場会長はあいさつで「石川での開催は昭和57年以来34年ぶり、北陸での開催は15年ぶりとなる。昨年から提唱しているとおり“なま・ゆでめん復権の年”として、おいしく安全で価値のある生めん類を追求しためんづくりが重要な鍵となっている。常に進化、変革の気概と精進を重ねて、より充実した事業を、時代に即した環境の中で取り組んでいく」と語った。式典の最後に、次回の大会は10月18日、大阪で開催すると発表があった。