令和4年産政府米買入入札、第1回で落札率99.3%、残わずか1450t

令和4年産政府備蓄米 第1回買入入札結果(1月25日)
農林水産省は1月26日、令和4年産政府備蓄米の第1回買入入札結果を公表した(1月25日実施)。

予定数量20万7000tに対して31万5044tもの応札が入り、実に20万5550tが落札された。全体の応札率は152.2%と昨年第1回(185.9%)を下回るが、落札率は昨年第1回の99.1%を超える驚異の99.3%となった。優先枠超過分のうち一般枠応札に回ったものが6万1689tもあるため、一般枠は第1回にして“完売”となり、第2回に回される残1450tは全量優先枠となる。

この優先枠を残しているのは、長野・岐阜・静岡・滋賀・鳥取・広島・福岡・佐賀・長崎の9県のみ。なお、備蓄米の過去最速“完売”は、平成28年産・令和2年産・令和3年産で記録した第4回入札。

〈米麦日報2022年1月27日付〉