ベビースターの工場一体型テーマパーク「おやつタウン」が三重県津市にオープン、製造見学や菓子づくり体験、国内最大級の屋内型アスレチックも

「おやつタウン」外観
〈年間50万人の来場を目指す〉
おやつカンパニーグループのおやつタウンは7月20日、三重県津市内に「ベビースターラーメン」の工場一体型テーマパーク「おやつタウン」をオープンする。2019年度の目標は来場者数40万人、売上高12億円。将来的には年間50万人の来場を目指す。

施設内は「おやつ広場」「ホシオくんキッチン」「ベビースターダイニング」「おやつマルシェ」の主要4エリア構成とした。

中央部分に位置する「おやつ広場」には、国内最大級の屋内型アスレチックや、幼児も遊べる遊具を設置。「ホシオくんキッチン」では、自分好みの味付けでオリジナルベビースター作り等の体験ができる。「ベビースターダイニング」では、ベビースターをトッピングした料理やスイーツなどオリジナルメニューを多く提供。「おやつマルシェ」では限定グッズや全国各地の限定商品等を販売する。

「おやつ広場」の「超ドデカイアスレチック」

「おやつ広場」の「超ドデカイアスレチック」

その他のエリアには、ガラス越しにベビースターの製造工程を見学できる「ベビースターファクトリー」や、「スイーツBAR」「万華鏡トンネル」などを設置している。
 
去る7月3日に開催した「おやつタウン開業記念発表会」で、おやつタウンの松田好旦社長は、「20年ほど前から構想していたこの施設をようやく開業することができる。70年にわたり支え続けてくれた『ベビースター』ファンの方々や、地元・三重県の皆様への感謝の意を形にする場所として、笑顔と感動を提供していきたい。特に親子の絆を深めていただき、子どもたちの想像力や独創力を育む場となればうれしい」と語った。
 
発表会当日は、スペシャルアンバサダーに就任したフィギアスケーターの浅田真央さんが登壇した。浅田さんの得意技トリプルアクセルにかけて、おやつタウンは「創れる」「学べる」「食べられる」3つの魅力を備えた“トリプル遊べる”理由を紹介した。一足早くアスレチックを体験した浅田さんは「最上階はビル5階くらいの高さがあり、とてもドキドキした」と笑顔を見せた。

発表会に登壇した松田好旦社長と浅田真央さん(左右は「ブタメン」と「ホシオくん」)

発表会に登壇した松田好旦社長と浅田真央さん(左右は「ブタメン」と「ホシオくん」)

【「おやつタウン」概要】
▽所在地=三重県津市森町1945-11
▽延床面積=1200坪
▽収容人数=1500人
▽総工費=約35億円
▽営業時間=10時~18時
▽営業日=年中無休
▽駐車料金=無料
▽入園料金=(個人)大人700円、小人450円(団体20人以上)大人600円、小人400円
▽体験コーナー=500~800円
▽アスレチック=500円~2500円(セット料金)
▽公式サイトhttps://oyatsu.town/

〈食品産業新聞 2019年7月18日号、一部改稿〉

「おやつマルシェ」では全国のベビースター商品を販売

「おやつマルシェ」では全国のベビースター商品などを販売